2013年 2月14日!
とうとうこの日を迎えました。
「あ~るママの ほっこり 大人かわいいお弁当♪」
主婦と生活社 定価980円(税込)
本日発売です!
ありがとうございます。
これもひとえに、ここを訪れて下さる皆様のお陰です。
支えてくれる、皆様のお陰です。
いつもいつも。 本当に感謝しております。
私の作るお弁当を、楽しみにしてくれている人がいる。
参考になったよ。
やる気が出たよ。
そうか。こうすれば良かったんだ!
そんな、たくさんの温かいメッセージに励まされ、支えられて
今日という日を迎えることが出来ました。
女としてこの世に生を受け、
生まれて初めて貰った、バレンタインのプレゼントです。
(笑)
1人では抱えきれないぐらい
大きな大きなプレゼント。
パパと子供達のために、バレンタイン用のチョコレートパンを焼きました。
生地にチョコレートを練り込んでいるので
焼いている間、部屋中にチョコレートの香りが広がって。
ほんの少しだけ、
救われるような気持ちになりました。
一呼吸置きます。
2013年。2月7日。
長い長い闘病生活の末
義母が永遠の眠りにつきました。
寒い寒い。
冬の日の出来事でした。
お義母さんは優しい人でした。
これ以上ないというぐらい、柔らかい顔で笑う人でした。
そして、
誰にも届かない暗い場所で、1人で戦い、1人で傷付き
誰にも出せない回答を何とか見出そうと奮闘し続けた人でした。
義母の訃報を耳にし、
滞りなく葬儀を終えてからの数日間。
気力が湧いた時にここに座り
何かを書かなければと考え続けて、
今に至ります。
発売日に書く話ではないことは解っています。
ごめんなさい。
でも
頭の中に、適切だと思う文面が何も見当たらないんです。
昨日までの記事は、先週にまとめて予約投稿しておいた記事です。
何をどう書いて良いのかが解らなくて、
自分の記事を改めて読み返してみると
私はいつも、バカなことばかり書いてますね。
あれから1週間が経ち、
止まっていた時間がようやく少しだけ動き出した気がします。
もっともっと
話がしたかった。
もっともっと
解り合える日が来るのではないかと思っていた。
何だか。
心にぽっかり穴が空いたようです。
ただただ。
とっても寂しいんです。
私が話したいくつかの言葉は、
あなたに届いていたでしょうか。
あなたの心のどこかに、落ち着き先を見出したでしょうか。
人は悲しいぐらい孤独な生き物だけど
手をつないで
生きていけると思っていた。
あなたとケンカばかりしていた手のかかる息子の慟哭は
あなたの心に今、届いていますか?
遠慮なんかせずに、電話をかければ良かった。
遠慮なんかせずに、私のバカな話を聞いて笑って欲しかった。
道化にでも何でも、もっともっと必死でなれば良かった。
世にいう姑という存在は
嫁にとって疎ましい存在なのかな。
私はお義母さんに意地悪をされたこともなければ
無理難題をふっかけられたこともありません。
ただいつも、不出来な嫁の話をうんうん言いながら、微笑みながら聞いてくれる
大きくて柔らかくて、温かい人でした。
その優しさは時に、他人行儀なよそよそしさを感じさせて
私は少し、寂しかったです。
それは寂しいよと、言えば良かったなぁ。
あなたには、こうなることが解っていたのですか?
あなたが眠りにつくほんの数日前に
電話で話した時の事を思い出します。
息子の心配ばかりしているお義母さんに私は言いました。
「いつも失敗ばかりして、家族に迷惑ばかりかけて。
それでも。
器用に生きることが出来ないこの人が、私自身に見えて仕方ないんです。
不器用でも、失敗ばかりを繰り返しても、
ただ家族のために必死で頑張っている彼に、心から感謝しているんですよ。」
お義母さんは優しい声で言ってくれたよね。
「あんたらはええ夫婦やなぁ。」
「息子とめぐみさんが、出会えて良かった。」
「あんたらが出会えてよかった。」
誰になんと思われてもいい。
ここに確かな安らぎがあるなら、人は強くなれるものでしょう?
彼をこの世に産み出してくれて
ありがとうと。
そう、伝えればよかった。
伝えたかったなぁ。
人は何のために生まれてきたのか
なぜこんなにも傷付くのか
なぜこんなにも、夢に癒されるのか
少しだけ解ったような気がします。
子供の頃転んで泣いた道にも
思春期の頃のやるせなさや絶望も
新たに誕生したまっさらな命も
全てが今に繋がって
先人達が織りなし育んできた過去に
交錯する歴史の中に
私達はそれぞれの答えを見出す。
躓きも、絶望も、孤独も、歓びも
意味のないことなんて、何1つ
ただの1つもなかったんですね。
でもね
お義母さん。
私にはもう少し時間が必要なようです。
もう少し考えたら
今より強い自分に生まれ変われそうな気がするんです。
待っていてね。
あなたは今 安らかですか。
たくさんの幸せに包まれていますか。
苦しいことは、何一つありませんか。
願わくば
あなたの心に安らぎと
残された家族の伝えたかった言葉が
ほんの少しでも良いから
あなたの心に優しく降り注ぎますように。
怖くないよ
1人じゃないよと
私はここから、叫び続けるから。
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